2006 年 7 月 18 日 18 時 53 分

mixi 日記の取り出し


このアーカイブは同期化されません。 mixi の日記が更新されても、このアーカイブには反映されません。


メールや写真など、自分にとって必要なファイルは、
こまめにバックアップをしておくのが基本である。

昔は、そういったファイルは、
操作しているパソコンの HDD にあるのが普通だった。
なので、バックアップは単純にコピーするだけでよかった。
アプリケーションの設定等も、
アプリケーションにエクスポート機能があれば、
それを利用してバックアップを取ることができた。

最近は、Web ベースのサービスが非常に増えており、
それらサービス上で管理されているデータは、
自分のパソコンではなく、サーバ上に存在する。

サーバ側にデータを持つ代表的な例として、
プロバイダが提供しているホームページサービス、
Web メールや、mixi のような Web サービス等がある。

これは、意外に忘れられていることなのだが、
サーバが管理しているこれらデータに関して、
絶対にそれが失われないことは保証されていない。

もちろん、サービス提供側はきちんとバックアップ等を取り、
いざという時に備えているのは間違いないだろうが、
これは最大限の努力であって、保証ではない。
つまり、ベストエフォートと呼ばれる種類のサービスだ。

つまり、重要なデータをこれらサービスで利用する場合は、
利用者自ら、しっかりバックアップを取る必要があるのだ。

では、これらデータをどのようにバックアップするか。

親切な(提供者のリスクヘッジとも言える)サービスでは、
データのエクスポート機能を提供している場合もあるが、
ほとんどの Web サービスでは提供されていない。

また、自分のホームページ程度なら、
FTP や SSH でログインしてファイル転送ができる。
Web メールなら、別のアドレスに添付で転送すれば良い。

では、mixi の日記等はどうするか。

ブラウザで順に表示していき、
必要なデータ等を手作業で保存していく作業は非常に大変だ。
また、手作業は、操作ミスの原因にもなる。

ということで、mixi 日記のエクスポートを自動化するため、
専用のツールを作ってみることにしよう。

一般的な Windows 環境で利用できるように、
WSH + JavaScript (+ Internet Explorer) を使う。



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