2006 年 7 月 17 日 21 時 55 分

s30 HDD 死亡


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今日も雨が降っている。

晴れた日は純粋に暑い。雨の日は湿度が高く蒸し暑い。
洗濯物も乾きにくく、カビも繁殖しやすい、不快だ。
電子機械にとっても熱と湿度という最悪な環境である。

最近、雨の日には何故か事件がおきる。

今日は Mixi の日記を書いているサブマシンが熱?暴走した。
往年のじゃじゃ馬機である ThinkPad s30 だ。
なので、今日は親玉デスクトップを使って書いている。

s30 を入手直後に交換した新 HDD がやられていたので、
初期の HDD に交換して再インストールをすることにした。
それにしても、この HDD、雨にも負けない騒音の持ち主だ。

頭が Pentium III 600MHz なので、
Windows 2000 を入れようと思い、はたと気づいた。

持っている ThinkPad s30 は 有線 LAN 型モデルだが、
FD ドライブも CD ドライブも搭載していない。
これにインストールするにはどうすればいいか。

運が悪いことに、この HDD には Linux が入っており、
HDD に CD-ROM の内容をネットワーク経由でコピーしてから、
アップグレードなどの手順は踏めそうにない。

また、HDD は 2.5 インチのタイプなのだが、
手元にディスクマウントキットの類はない。
また、一時的に換装できるようなノート PC もない。

幸い、s30 は PXE によるリモートブートができる。
仕方ないので、Active Directory の
リモートインストールを使うことにした。

親玉で Virtual PC を起動し、
ゲスト OS として Windows 2000 Server をブート、
こいつは ActiveDirectory のドメインコントローラなので、
リモートインストールとして Windows 2000 Pro を仕込み、
ネットワーク越しにインストールをすることにした。

ただ、このリモートインストール、
インストールに対する細かい設定はできない。
最大の問題点が、パーティションを切れないことだ。
どうやら HDD 全領域を位 1 パテにしてくれるようだ。

一般的に、1 台の物理 HDD なら、
パーティションを切ったところでアクセスに大差ないが、
ファイルシステムを効果的に利用するためには、
システムボリューム(読み取り中心、速度優先)と、
データボリューム(読み書き多め)を分ける方が良い。

そうすれば、ファイルシステムを別にできるので、
HDD を効率的に使用できるようになる。

個人的には 1 パテが嫌いというわけではないのだが、
ディスクの寿命を縮めるデフラグが嫌いなのだ。

ファイルシステムを上手く分けて、
ファイルの配置を気にしておけば、HDD も長持ちするし、
ファイルの断片化も起こりにくくなる
また、データボリュームが断片化したところで、
システム全体が速度低下することはあまりない。

それに、Windows 2000 や XP は、特定のボリュームを、
ドライブ上の任意のフォルダにマウントできるので、
パーティションの容量を心配する必要もないのだ。

すぐにでもパーティションの作成を行いたいところだが、
残念ながら、手元の資材だけでは無理のようだ。
明日会社からフロッピードライブを持って帰り、
FDD から Linux 等で起動して、ntfsresize を使うかな。

あぁ。時間が勿体無い…。

…日記のネタを考える余裕は、一日だけ延ばせたけどね。



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