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引き続き、JSP のフォームのお話だ。
Struts の HTML タグライブラリを使ってフォームを作ると、
JSP のコードが少し見やすくなったが、
コードを書く手間は、HTML で作ったフォームと
それほど変わらなかったため、メリットが見えにくい。
ということでこのフォームに、
Struts ならではの機能を付け加えてみよう。
Struts の HTML タグライブラリは、
ActionForm の検証機能と密接に関係しているため、
フィールドをハイライト表示することができる。
とりあえず実際に試してみよう。
入力項目である html:text と html:password に、
以下のように errorStyle 属性を追加する。
<html:text property="user"
errorStyle="background-color: #fcc" />
<html:password property="password"
redisplay="false"
errorStyle="background-color: #fcc" />
errorStyle 属性は、入力項目で検証エラーが発生した場合、
その属性値をそのまま style 属性として出力するので、
直接 CSS のプロパティを記入することができる。
因みに、errorStyleClass 属性を使えば、class 属性に、
errorStyleId 属性を使えば id 属性に出力することができる。
ここでは外部 CSS を使ってないので単純な例とした。
では、JSP に上記だけの修正を加えて、
実際に実行してみよう。
ユーザ名だけ入力して故意に検証エラーを起こしてみると、
「パスワードを入力してください。」というエラーになるが、
パスワード用の入力ボックスの背景が赤色に変化したはずだ。