2006 年 6 月 15 日 18 時 54 分

エクスプローラ


このアーカイブは同期化されません。 mixi の日記が更新されても、このアーカイブには反映されません。


Windows には explorer.exe と cmd.exe の 2 つのシェルがある。

cmd.exe も進化してきたが、explorer.exe の進化は速い。
explorer.exe = Windows のエクスプローラは、
Windows 95 の時代から比較すると
かなり高性能になってきた。

一番大きな要因は、Internet Explorer 4 が登場し、
デスクトップのアップデートという統合を果たしてからだ。
Internet Explorer との境目がなくなってきた。

現在の Windows XP のエクスプローラは、
Internet Explorer と同じように使うことができる。
エクスプローラのアドレス欄に URL を入れると、
メニュまでもが Internet Explorer に変化する。
もちろん、逆もできる。

ユーザのデスクトップ環境すべてに影響を与えるほど、
エクスプローラはその影響範囲を広めている。

タスクマネージャを開いて見ると、
explorer.exe と言うプロセスがあるはずだが、
これを強制終了させて見ると、
あらゆるウィンドウが消し飛び、何もできなくなる。

これはかなり大規模のプログラムだと思えるが、
エクスプローラの実体である explorer.exe は、
手元の Windows XP で調べると、1MB 位しかない。

エクスプローラのサイズはそれほど変化していないのだ。
では、どこにこれほどの機能が詰まっているのか。

エクスプローラ=シェルは、Windows 95 の当時より、
拡張機能を搭載・開発する方法外部に公開していた。
現在では、これらをシェル拡張機能と総称し、
いろいろな機能が登場している。

有名どころば、Google や Yahoo の ツールバーだろうか。
これは、Internet Explorer の機能だが、
エクスプローラにも利用できるのだ。

明日からは、シェルの拡張機能について考えてみよう。



Copyright (c) 1994-2007 Project Loafer. All rights reserved.