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単純間引きの特徴を考えてみよう。
方法として、ピクセルの一部分を取り出すということは、
選択されなかったピクセルが欠損するということだ。
そのため、重要なピクセルが選択されなかった場合、
結果として画質が低下することになる。
対象とする画像の種類で考えた場合は、
色の変化がなだらかなものは、重要なピクセルが少ない。
一部欠損しても、周辺のピクセルよりイメージがつかめる。
これらには、風景や人物などの写真などが相当する。
こういった画像には有効である事が分かる。
逆に、コンストラストの激しい画像は、
色の変化の部分に重要なピクセルが集中する。
これの場合、それらが欠損すると一気に情報量が低下する。
イラストや線画などが相当する。
アルゴリズム的な側面で考えた場合、
非常に単純であるため、処理速度が速い。
また、画像のピクセルは計算で算出されたものではなく、
単純に元の画像から取ってきたものであるため、
元画像がカラーテーブルを使った画像であったとしても、
カラーテーブルを保持したまま処理が可能である。
これらの点が特徴として挙げられる。